映画

【映画】『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』社会を穿つ弾丸【押井守監督作品】

押井守監督作品『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の感想記事です。大人になれない子ども「キルドレ」の葛藤を丹念に描きながら、人生の意味を問う素敵な物語でした。繰り返される日々に、波紋を投げかける愛。冷徹な現実と仄かな希望の狭間を彷徨う若者たちにとって、大切な一本となるはずです。
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【映画】『パリ、テキサス』特別な人【ヴィム・ヴェンダース監督作品】

ヴィム・ヴェンダース監督作品『パリ、テキサス』。トラヴィスとジェーンの対話。紡がれる贖罪と真実の言葉の数々。在りし日に、思いを馳せていた特別な人への想い。忘れることのできない人への愛の呼びかけ。ピンクのニットを着るジェーンをみるだけで、泣いてしまうのは、私だけではないはずです。
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【映画】『ぼくのお日さま』陽だまりの美しい詩【奥山大史監督作品】

映画『ぼくのお日さま』の感想記事です。監督は過去作に『僕はイエス様が嫌い』がある奥山大史(ひろし)さん。まだ20代のお若い方です。なのにこんな美しい映画をつくってしまわれるなんて、脱帽。美しく温かく、ちょっぴり棘のある物語でした。
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【映画】『時々、私は考える』世界を象る2人【レイチェル・ランバート監督作品】

映画『時々、私は考える』の感想記事です。人付き合いが苦手なフランの日常を通して見る、ささやかな人との“出会い”。心疚しくなるときもあるけれど、やっぱりそれは必要なことであり、尊いことであり、美しいものだ…と気づかされます。
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【特集】リリカルな文章に寄せて【おすすめ映画】

「リリカルな文章に寄せて」と題しまして、おすすめ映画5つを紹介した記事です。「リリカル」=叙情的。映画を観たときの感動を「詩」へと昇華させて記す、という試みです。“映画に新たな価値を与える文章”になっていたら幸いです。
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【映画】『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』“関わる”ということ【ジャン=マルク・ヴァレ監督作品】

ジャン=マルク・ヴァレ監督作品『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』の感想/考察記事です。妻を失った男性が“解体”を通して、自身の心情に向き合う過程を描いた物語。何かを喪失してから、そのものが大切だったことに気づく。人間の後悔と葛藤をテーマに据えて描かれる本作があらわしたのは、そこから生まれる新たな“始まり”でした。
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【映画】『ステイ』間に合わせたいんだ【マーク・フォスター監督作品】

映画『ステイ』の所感です。ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、ライアン・ゴズリングと執筆者的には俳優陣が豪華。スリラー・サスペンス?ともあれ、考えながら見る映画と思いきや…割かし❝感じる❞をメインとしていたところも嬉しいトコロ。ぜひ、感じてみてください。
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【映画】『ブルーバレンタイン』ほか、恋に翻弄される男【ライアン・ゴズリング出演作品】

ライアン・ゴズリング出演映画『ブルーバレンタイン』『ドライヴ』を紹介した記事です。儚さと憂い、コミカルと癖つよ、どんな役も演じきる彼のすごみが炸裂したおすすめ作品。どちらも作品も「愛」を主題においた物語で、極めてリアリズムに寄せられた悲喜劇を堪能できます。
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【映画】『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』選択の自由【セバスティアン・レリオ監督作品】

セバスティアン・レリオ監督作品『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』の感想/考察記事です。ユダヤ教信者の多い街で生まれ育ったロニートとエスティの恋愛物語。社会性に脅かされようと、自分自身を生きることの大切さを教えてくれる素敵な作品です。
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【ドラマ】『ゲーム・オブ・スローンズ』私の名前と物語

海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力をしたためた記事となります。「ドラマ」だからこそだせる面白さと説得力についてや、執筆者イチオシの人物の魅力をしたためています。「物語」をちゃんと抱くこと、その美しさや大切さを共有できたらなと思ってしたためています。
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