新着記事

映画|ドラマ

映画『爆弾』一縷の希望を投下する|永井聡監督

映画『爆弾』についての感想です。取調室であらわになる人間性、現場での躍動、サスペンス要素、全部最高!個人的には、早水圭介よろしく、クールな人物を演じる染谷将太さんを拝めて大満足でした。恐怖がはびこる社会に、希望を投下する快作。
映画|ドラマ

映画『リリイ・シュシュのすべて』『Love Letter』 光と陰の相克に|岩井俊二監督

映画『リリイ・シュシュのすべて』『Love Letter』に寄せた散文詩です。映画で描かれるのはどちらも中学生のあざやかな内面。ひとつの校舎に放り込まれたカオスな者たちがつくる楽園と地獄。岩井俊二監督による魔法のように懐かしい映像が、そんな彼らの光と陰を映します。
手記|書籍

掌編小説『独りのバイオリン製作家』

掌編小説です。
映画|ドラマ

映画『ボーダーライン』深淵をみつめる|ドゥニ・ヴィルヌーブ監督

映画『ボーダーライン』に寄せた散文詩です。アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争に、エリートFBI捜査官が派遣されて……という内容。クライムアクションとして楽しめる作品ではあるが、執筆者は、アレハンドロの双眸に釘づけ。執念が、ある種の輝きを放っている。褒められたものではないのかもしれないが、生きる意味になる執念であるならば、それはやはり美しい。
スポンサーリンク
リンク