映画 【映画】『四月物語』実現される私の物語【岩井俊二監督作品】 映画『四月物語』の感想/紹介記事です。大学生になりたての卯月、北海道から上京して武蔵野へ。なぜ卯月は武蔵野を選んだのか、物語は卯月のその真意を結末に紡がれていきます。唯一無二の私たちの人生、それを際立たせる特別ななにか。 2022.08.27 映画
映画 【映画】『風花』意味を求めて【相米慎二監督作品】 映画『風花』の感想/紹介記事です。2000年に制作された相米慎二監督による作品。遺作となった映画です。停職中の文部省勤務の康司(れんじ)と風俗嬢のゆり子の出会いと再生を描いたヒューマンドラマ。人生に意味を見出せなくなったふたりに、「死」が迫る。果たしてふたりは、人生に希望を抱くことができるのか。 2022.08.25 映画
映画 【映画】『天使の涙』あの暖かさが永遠になるように【ウォン・カーウァイ監督作品】 香港の映画監督ウォン・カーウァイが1995年に制作した映画『天使の涙』の感想/紹介記事です。人間の儚さと美しさを描いた前作『恋する惑星』につづき、本作においても同じテーマを扱った映画となっております。男女5人が織りなす群像劇に”どうでもいい”では済まされない感情のほとばしりをみることができます。 2022.08.17 映画
映画 【映画】『恋する惑星』愛の儚さ美しさ【ウォン・カーウァイ監督作品】 香港の映画監督ウォン・カーウァイが手掛けた映画『恋する惑星』の感想/紹介記事です。雑踏のなかに、あなたとわたしはいた。ここは恋する惑星。物語は4人の人物を主軸に展開されるラブロマンス群像劇です。ちょっと変わった人物たちが織りなす恋の物語は、恋の儚さと美しさを映しだしています。 2022.08.15 映画
映画 【映画】『茄子 アンダルシアの夏』意思とは過去との対峙 映画『茄子 アンダルシアの夏』の感想/紹介記事となります。原作は黒田硫黄の連作コミック「茄子」中の一編。監督は数多くのジブリ作品の作画監督を務めた高坂希太郎。スペインのアンダルシアを舞台にロードレーサーたちの熱いバトルが繰り広げられます。注目したいのはドラマ性。激しいロードレースと対照するように主人公ペペ・ベネンヘリの強く静かな意思が描かれています。 2022.08.07 映画
映画 【映画】『街のあかり』孤独な男の瞳には【アキ・カウリスマキ監督作品】 フィンランドの映画監督、アキ・カウリスマキがてがけた映画『街のあかり』の感想/紹介記事です。不遇に見舞われる孤独な男の物語をとおし、社会の不条理さをみると同時に、せちがらい世の中にあってなおある優しい”あかり”を知ることのできる素敵な作品です。 2022.07.31 映画
ドラマ 【ラブロマンス】特集 わたしのBOY meets GIRL【おすすめ】 「わたしの BOY meets GIRL」と題しまして、ラブロマンス作品を4つ(映画×3、ドラマ×1)紹介した記事です。男女の人間関係を主軸とした物語をおうことで、愛や自由、意志といった人生において大切なものを考えることができます。 2022.07.29 ドラマ映画
ドラマ 【Netflixオリジナルドラマ】『このサイテーな世界の終わり』静寂に音があると知った Netflixオリジナルドラマ『このサイテーな世界の終わり』season1.2の紹介記事です。愛おしいジェームスとアリッサのロードトリップをとおして、サイテーな世界にも確かにあるサイコーなものが見えてきます。ふたりはいかにしてそれを迎えていったのか、その過程を考えます。 2022.07.25 ドラマ
映画 【映画】『秒速5センチメートル』風化する愛【新海誠監督作品】 新海誠監督の映画『秒速5センチメートル』の紹介記事となります。時間や距離をモチーフに風化してゆく愛を描いた作品。綺麗な絵と繊細な抒情が織りなす物語は、新海誠監督作品に共通した特徴です。時間の経過とともに移り行く人の想いがゆきつく先を、やさしく真心こめて描かれます。 2022.07.20 映画
映画 【ジブリ作品】『海がきこえる』自分の意思をとりもどす【氷室冴子原作】 氷室冴子の小説『海がきこえる』を原作として、スタジオジブリの若手スタッフが1993年に制作した作品です。高校生の淡い恋の三角関係をたとります。主人公、杜崎拓が友情と愛情に揺れ動く自身の”意思”を回想形式で語られます。後悔、反省、当時最善と思われた行動の解釈が、今を変えていく。 2022.07.18 映画