映画

【映画】『天使の涙』あの暖かさが永遠になるように【ウォン・カーウァイ監督作品】

香港の映画監督ウォン・カーウァイが1995年に制作した映画『天使の涙』の感想/紹介記事です。人間の儚さと美しさを描いた前作『恋する惑星』につづき、本作においても同じテーマを扱った映画となっております。男女5人が織りなす群像劇に”どうでもいい”では済まされない感情のほとばしりをみることができます。
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【映画】『恋する惑星』愛の儚さ美しさ【ウォン・カーウァイ監督作品】

香港の映画監督ウォン・カーウァイが手掛けた映画『恋する惑星』の感想/紹介記事です。雑踏のなかに、あなたとわたしはいた。ここは恋する惑星。物語は4人の人物を主軸に展開されるラブロマンス群像劇です。ちょっと変わった人物たちが織りなす恋の物語は、恋の儚さと美しさを映しだしています。
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【映画】『茄子 アンダルシアの夏』意思とは過去との対峙

映画『茄子 アンダルシアの夏』の感想/紹介記事となります。原作は黒田硫黄の連作コミック「茄子」中の一編。監督は数多くのジブリ作品の作画監督を務めた高坂希太郎。スペインのアンダルシアを舞台にロードレーサーたちの熱いバトルが繰り広げられます。注目したいのはドラマ性。激しいロードレースと対照するように主人公ペペ・ベネンヘリの強く静かな意思が描かれています。
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【映画】『街のあかり』孤独な男の瞳には【アキ・カウリスマキ監督作品】

フィンランドの映画監督、アキ・カウリスマキがてがけた映画『街のあかり』の感想/紹介記事です。不遇に見舞われる孤独な男の物語をとおし、社会の不条理さをみると同時に、せちがらい世の中にあってなおある優しい”あかり”を知ることのできる素敵な作品です。
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【ラブロマンス】特集 わたしのBOY meets GIRL【おすすめ】

「わたしの BOY meets GIRL」と題しまして、ラブロマンス作品を4つ(映画×3、ドラマ×1)紹介した記事です。男女の人間関係を主軸とした物語をおうことで、愛や自由、意志といった人生において大切なものを考えることができます。
ドラマ

【Netflixオリジナルドラマ】『このサイテーな世界の終わり』静寂に音があると知った

Netflixオリジナルドラマ『このサイテーな世界の終わり』season1.2の紹介記事です。愛おしいジェームスとアリッサのロードトリップをとおして、サイテーな世界にも確かにあるサイコーなものが見えてきます。ふたりはいかにしてそれを迎えていったのか、その過程を考えます。
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【映画】『秒速5センチメートル』風化する愛【新海誠監督作品】

新海誠監督の映画『秒速5センチメートル』の紹介記事となります。時間や距離をモチーフに風化してゆく愛を描いた作品。綺麗な絵と繊細な抒情が織りなす物語は、新海誠監督作品に共通した特徴です。時間の経過とともに移り行く人の想いがゆきつく先を、やさしく真心こめて描かれます。
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【ジブリ作品】『海がきこえる』自分の意思をとりもどす【氷室冴子原作】

氷室冴子の小説『海がきこえる』を原作として、スタジオジブリの若手スタッフが1993年に制作した作品です。高校生の淡い恋の三角関係をたとります。主人公、杜崎拓が友情と愛情に揺れ動く自身の”意思”を回想形式で語られます。後悔、反省、当時最善と思われた行動の解釈が、今を変えていく。
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【映画】『(500)日のサマー』トム&サマーのまなざし【伝説の95日目】

映画『(500)日のサマー』の感想/紹介記事となります。マーク・ウェブ監督、ジョセフ・ゴードン=レビット、ズーイー・デシャネル出演のビター&スウィートなラブコメディ映画です。それでいて哲学的とさえ思えてしまうような含蓄のある物語であると思っております。その魅力をしたためています。
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【新作映画】『わたしは最悪。』変化するわたし、最悪?【ヨアキム・トリアー監督】

ヨアキム・トリアー監督最新作『わたしは最悪。』の感想/紹介記事となります。ストレートなヒューマンドラマです。変化をテーマに、1人の女性の人生をたどります。変化するということはなにを意味することなのか、変化に伴う犠牲と自由。人生をおくるいまのわたしたちが観るべき映画です。
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